新居や舞阪で「通信使しのびウオーク」 衣装着付けや脇本陣見学も
2008年11月4日
朝鮮通信使の着付け体験に笑顔の参加女性ら=新居町中町の神宮寺で
江戸時代に朝鮮通信使が通った旧東海道を歩く「朝鮮通信使 浜名湖ウオーク」(県余暇プランナー協会西部ブロック主催、県文化政策室共催)が3日、新居町や浜松市西区舞阪町などで開かれた。朝鮮通信使の初来日から400年を記念し昨秋に開催してから1年ぶり。参加者は往時の交流をしのんだ。
浜松、磐田、愛知県豊橋、名古屋市などから58人が参加し、まずJR新居町駅から神宮寺を訪問した。ここは通信使が1682(天和2)年に通過の際、浜名湖・今切口の舟渡しの責任者だった土屋主税が、総勢500人の一行を無事に舟渡しできるよう祈願、建立したという「関所稲荷大明神」がある地。元県立高校教諭で朝鮮通信使研究家の北村欽哉さんが、一行に本堂で「江戸時代、農民たちは外国人を直接見ることはなかったと思われているが、一番知っていたのは朝鮮の人。特に朝鮮通信使のことを東海道筋で知らない人はなく、通信使を迎えるため一生懸命で、真心まで通わせた」などと語りかけた。
続いて通信使の衣装の着付け体験も行い、体験した牧野裕美さん(58)=名古屋市=は「朝鮮の歴史に興味があり参加しました」と話していた。このあと国特別史跡の「新居関所」見学や、釣り船で舞阪町に渡ったり、船着き場の北雁木や脇本陣を見学。韓国の伝統打楽器「チャンゴ」の演奏なども楽しみ、最後は東海道松並木をウオーキングした。 (堀内孝義) |